天真爛漫、自由奔放、明朗闊達…どんな言葉で言い表しても言い足りないオリビアという少女。好奇心の塊のような彼女が相変わらずのハチャメチャぶりでクリスマスを盛り上げます。もちろん当のオリビアはいたって真面目。全力でクリスマスのお手伝いをしているつもりなのですが。

そう、いつだって本人はすごく一生懸命なのに、いつも何かがちょっと違う…そのギャップが、読む人、特に子供たちを夢中にさせてしまうのですね。大人たちは彼女のエネルギッシュさに圧倒されつつどうしても憎めない。

絵をしっかり追っていくと、文章では説明されないさりげないユーモアがあちこちに散りばめられていることに気がつきます。オリビアの奮闘ぶりに振り回されつつ、クスリと笑える楽しいクリスマスを味わってみませんか。