今月のおすすめ絵本

リスとお月さま

 作・セバスティアン・メッシェンモーザー (コンセル)

ある朝、目をさましたリスはびっくり。いつも見ている丸い黄色いお月さまが、リスの家に落っこちてきたからです。

ものすごくリアルな絵とは対照的に、ありえない妄想で転がるように進んでいく物語。あわてんぼうで思い込みの激しいリスの慌てふためきように、ページをめくるたび笑いがこみあげます。

要所要所で挟み込まれるモノクロの絵(リスの妄想の部分)も、どんどん内容がヒートアップ。どうぞ細かい部分までつぶさにご覧ください。作者の遊び心に思わず顔がニマニマしますよ。

秋の夜長に、ぜひ。

 








Homeへ         収録絵本一覧へ

inserted by FC2 system