作・セバスティアン・メッシェンモーザー (コンセル)
ある朝、目をさましたリスはびっくり。いつも見ている丸い黄色いお月さまが、リスの家に落っこちてきたからです。
ものすごくリアルな絵とは対照的に、ありえない妄想で転がるように進んでいく物語。あわてんぼうで思い込みの激しいリスの慌てふためきように、ページをめくるたび笑いがこみあげます。
要所要所で挟み込まれるモノクロの絵(リスの妄想の部分)も、どんどん内容がヒートアップ。どうぞ細かい部分までつぶさにご覧ください。作者の遊び心に思わず顔がニマニマしますよ。
秋の夜長に、ぜひ。
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